使いどころがわからないが、封印する決心のつかなかった設定たち。(死神JKデイズちゃん関係)

※「死神JKデイズちゃん」とは同タイトルで氷頂氷菓ハーメルンというサイトに投稿した小説である。興味のある人は見に行くと暇つぶしになるかもしれない。なお同小説は今のところ上記タイトルの物を含め三編(内一つは二分割)投稿している。 

 

 氷頂氷菓が「頭からっぽの話を書きたい」と言い出して生まれた死神JKデイズちゃんシリーズだが、書いているうちに思っていたよりも気に入ってしまった。封印する決心がつかないので、それによって浮かんだネタをここに書き込んでおく。

 設定上デイズ以外の魔法少女も多数存在していることになるが、それらを指揮している神様たちが、魔法少女同士を出会わせる理由が思いつかない。思いつかないというか、無いのだ。一人では倒せないような強大なデザイアを倒すために協力する、なんて展開を持ってこられればいいものの、そんなデザイアの案は思い浮かばないし。

 よって、以下に書く魔法少女はおそらく本編に登場しない。無念である。以下、設定の羅列。

 

 ※それぞれの魔法少女を指揮している神は全員別の神である。

 

 名前……魔女ナインエイト

 武器……重力を操る小さなステッキ、子どもの玩具のような見た目で黒と白の2パターンに切り替わる。詳しい能力と名称は以下会話文にて。

 

「あなた名前は?」

「デイズだよ。そっちは?」

「ふふん、心して聞きたまえ。……重力を操る魔女、その名もナインエイト様だ!」

「へぇー。ちなみに由来は?」

「コレ!」

「……杖? いやステッキって言った方がいいのかな。それで魔法とか使うの?」

「そうですとも。ナインエイト様はこの杖を振ることによって、重力を操ることができるのです」

「物を重くしたりできるんだ?」

「重くも軽くもできる、ナインエイト様は万能なのです。こうやって杖の色を切り替えると、黒い時は重く、白い時は軽くできるのさ」

「へぇー。……え、それで名前との関係は?」

「まだわかんないのー? デイズちゃんは勘が鈍いなぁー」

「はぁ、何か期待にそえなかったようで申し訳ない」

「ううん、いいよ。しょうがないから教えてあげる。ナインエイトの由来は……重力加速度さ! ね、おしゃれでしょ?」

「あー、うん……。……うん、そうだね、すっごくおしゃれ!」

「でしょー。ちなみに杖が白い時と黒い時で名前が変わるんだけど、なんて名前だと思う?」

「あ、ちゃんと名前があるんだ? なんていうの?」

「黒い時はグラビティ・フォールズ」

「おぉ……なんかそんな感じのタイトルのアニメなかった?」

「それで白い時はね」

「あぁ、うん」

ゼロ・グラビティ!」

「……うん、なんだろう、言うと思った」

 

魔女ナインエイト、概要。

……態度の大きな魔法少女、とても元気。自信家ゆえ見方によっては鼻につく態度を終始取ってはいるが、その圧倒的自信からくる寛大さを持ち合わせているので、決して悪い人ではない。悪い子じゃないんだけどね……って感じの子。名前の前に「魔女」が付いているのはそっちの方がかっこいいから(本人談)。

 使用する武器にちなんでナインエイト(重力加速度の9.8)を名乗っているが、彼女自身は中学を卒業することなく死亡してその後魔法少女となっているので、「理科」は知っていても「物理」は知らない。態度が大きいせいでアホの娘に見えてしまうのがたまにキズ。ちなみに重力加速度については神様から教えてもらったので、ネーミングセンスは半分神様のもの。

 なお重力を緩めモノを軽くするもしくは浮かせる能力は、魔法少女の標準装備である飛行能力と若干被っている気がするが、ナインエイト本人は気にしていない。

 

 名前……ツインスター

 武器……両腕に装備する大砲、濃いピンク色で星のマークが彫ってある。弾丸以外にも様々な物を射出することができ、普段は服の袖として形を変えている。詳しい能力と名称は以下会話文にて。

 

「はじめまして、あたしはデイズ。あなたは?」

「ツインスター」

「あ、その髪留めが由来? 星形かわいいね」

「いや、由来はこっち」

「うおぅ、袖が大砲に。なるほど萌え袖は伏線だったか」

「ほら、ここに星のマークがあるでしょ」

「ほんとだ、両手に持ってるからツインってことね、なるほど。でもそんなに大きい大砲だとさ、撃った時の反動で体吹っ飛んじゃわない?」

「そのくらいがかわいいんでしょ」

「そ、そういうもの……?」

「そういうもの。あと普通の弾以外にもいろいろな物が撃てるし、意外と反動は気にならなかったりもする」

「へぇー、どんな物撃てるの?」

「炎とか雷とか、冷気も風も出せるし、浴びた人間を透明化するガスもある」

「すごい豪華ラインナップだね。武器に名前とか付けてたりする?」

「片方がバズーカ、片方がキャノン。……どっちがどっちかは忘れた」

「あ、あぁ、そうなんだ」

 

ツインスター、概要。

……ちょっと変わったセンスを持った魔法少女、基本テンションは低い。大きな星型の髪留めを二つセットで愛用しており、武器である大砲にも星のマークが彫られている。髪留めについてはデイズが内心「小学生でもそんなのしてる人見たことない」と評している。

 星型を好んでいるとよく勘違いされるが、これは偶然彼女が死んだ際に身に着けていた髪留めだったというだけであり、彼女のセンスは一般的なところとは少しズレた物を全体的に好む。武器に星のマークを彫ったのは特に深い考えがなく、何か彫りたかっただけ。

 デイズより一つ下の高校二年生だった時に事故に巻き込まれ死亡しているが、彼女の場合特に未練はなく、楽しそうだからという理由で魔法少女をやっている。彼女の武器のバズーカキャノン(もしくはキャノンバズーカ)は濃いピンク色をしており、透明化の能力を備えていることから「オオナズチの素材使ってそう」と言われたことがある。

 

 

 ちなみにデイズを上記二名と同じ形式で表すと、

 名前……死神JKデイズちゃん

 武器……物理的には何物も切れず、概念的に全てを断ち切る大鎌。

 となる。物語上でデイズが上記の二名と出会うことシーンがおそらくないので会話文も実際の物語の中で登場することはない作者の空想。なのでデイズが「他の魔法少女は武器に名前を付けている」ことを知る機会はなく、自ら名付けようと意気込むこともないので彼女の武器に名前はない。

 ただし、もし名付けることがあれば「断ち切る鎌」と書いて「デイズ・サイズ・ヘヴン」と読む名が付くことは決定している。

 

 以上。