エロマンガ先生、みんな待ってるから学校行こうよー!

 どうも、昨日バイトをさぼってエロマンガ先生の三話を視聴した氷菓です。その前にアリスとビッグボス、再放送うぃっちも見ていたこともあってか、三話視聴後テンションが上がり徒歩でスーパーまで段ボールを取りに行ってきました。段ボールは今朝母に捨てられました。

 

 さて、エロマンガ先生第三話の冒頭にて記事タイトルのようなことがありましたが、あれはつらいですね。引きこもりの子に対する仕打ちですから、半分くらい引きこもりだった(過去形に擬態した現在進行形)氷菓にも気持ちはわかります。

 中学校の頃担任の先生が家まで迎えに来てくれて、両親とも不在のタイミングだったので氷菓は包丁片手に「どうしようどうしよう」と母へ電話をかけていました。別に刺すとかそういう気はまったくなく、いいから帰れと言うつもりだったのですが、包丁を持とうとサイコガンを装着しようと、氷菓にドアを開ける勇気はなかったのでしょう。

 結局先生は居留守を決め込む氷菓に諦めの言葉を告げて撤退していきました。諦めと言っても「明日はとりあえず電話から始めるぜ!」くらいの超絶ポジティブな物でした。氷菓は生徒のためにそこまでしてくれる先生の気持ちがまるで全然これっぽっちもわかりません。氷菓には想像もできないくらい忙しいでしょうに。自分に真似できないことは、まったく理解ができません。

 で、まぁ先生なので大人の余裕を発揮して撤退してくれましたが、あれがクラスメイトならどうだったでしょうか。しかもアニメと同じく十人近く来ていたら。機関銃を引っ提げてドアを開けても数の暴力で抑え込まれますよ。

 冗談ではなく、物理的にも精神的にも、大勢を相手にするのは困難ということです。一人に帰ってくれと伝えるのと、集団に伝えるのとでは難易度が違います。大勢の心を全て掴む演説が難しいように、大勢の人に自分の気持ちを正確に伝えることは大変な困難なのです。しかも相手はクラスメイト、今後の人間関係に大きく関わってきます。

 

 いったん話は変わりますが、氷菓は小説を書きます。妄想というか、醜い願望なり欲なりがダイレクトに書き綴られている呪いの書です。読んだ女子はもれなく引きます。ドン引きですと言いつつアラガミを駆逐します。

 何が醜いのかというと、自分の見たくない物を一切排除している点です。ハーレム系ラノベと大差ないと言えるでしょう。自分に不都合な女性を排除した物語と同じです。大抵ハーレム物だと女性に限らず男性のキャラクターも「主人公くんすげぇ!」みたいになってますけど、まぁそれは重要なことではないので置いておきましょう。

 エロマンガ先生三話冒頭のシチュエーションを、アマチュア引きこもりである氷菓が、おそらくガチの引きこもりの人に対して引きこもりを自称すれば恨みを買うであろう氷菓が、小説に書くとしたら以下のような感じになるでしょう。

 

「Aちゃーん、クラスみんなで待ってるから学校においでよー!」

 窓の外から男女入り混じった大勢の声が聞こえる。画面の向こうから聞こえてきても気にならない声が、なぜ窓の外からになった途端こうも耳障りなのか。画面も窓も大して違いはないだろう、私はその向こう側へ行けはしないのだから。

 私は窓を勢いよく開け、窓枠の鳴らすピシャリという音に歓喜したかのような表情を浮かべるクラスメイト共に叫んだ。

「うるさいだよバーカ!! 誰が行くか、あんたらで勝手に行っとけ!! 金持ちニートの私はあんたらが真面目に勉強してる間に好き放題遊んでるもんねーだ!」

 開けた時と同じ勢いで窓を閉める。一ミリの隙間もなくカーテンも閉める。ヘッドホンを装着し、気持ち強めにお気に入りの音楽を流す。……それでも窓の外から聞こえる声が雰囲気で感じ取れたが、彼ら彼女らもあと数分で去るだろう。遅刻覚悟で私を引きずりだそうとするのなら、その時は警察を呼ぼう。

「おーいA。なんかお前の友達が外に来てるけど」

 肩を叩かれて、兄がいつの間にか部屋に侵入していたことに気付く。ヘッドホンを外してみると、もう窓の外に脅威たちの気配はなかった。

「友達じゃない」

「そうか。まあ、もう帰っちゃったから、どっちにしろアレだけど。……それより、金持ちニートってなんのことだ? ウチは他所と比較しなくてもわかる程度に貧乏だぞ」

 私の魂のシャウトは、とりあえず同じ屋根の下に暮らす兄までは届いていたらしい。仮に町内中に響き渡っていたところで、私は町内の誰とも顔を合わせないのだから何も問題はないのだけれど。

「うるさい。お兄がもっと稼げばいいでしょ」

「無茶を言うな。これでもお前、兄貴が一人で自分と妹養ってるって相当頑張ってるぞ? 社会のみんなは認めてくれるのに、なぜ養われている本人が認めてくれない」

「私は金持ちニートだ……誰がなんと言おうと金持ちニートなんだ……」

「朝っぱらから昼飯の流儀みたいな顔するなよ。……じゃあ俺仕事行ってくるから」

 私の欲しかったタイミングに欲しかったツッコミを入れて、兄は生活費を稼ぐべく外へと旅立っていった。愛しい妹のために馬車馬のように働いてきてほしい。

 兄の悪い癖で、今日も部屋のドアを開けっぱなしにして出て行ってしまったので、私はいつものようにそれを閉めようと立ち上がる。とその時、出て行ったかと思われた兄がなぜか帰ってきて私と顔を合わせた。

「あれ、そういえばお前この前、人の部屋に勝手に入るヤツなぞ兄どころか人間にも満たないわ死ねぇ、みたいなこと言ってなかったけ? 今日は何も言われなかったけど」

「え? そんなこと私言ったっけ?」

 あまりに小さな出来事すぎて記憶にないが、兄がそう言うのだから言ったのかもしれない。いじめっ子は忘れてもいじめられた方は憶えているとよく言うから、きっとそんな感じの構図なのだろう。

 何にしても私の兄は、愛しい妹である私を養うために働き生きる運命なので、死ねと言われても言われなくてもその運命は変わらない。なのでこの話をこれ以上引きずる意味もないのだ。

「憶えてないならいいさ。じゃあな」

「あ、お兄待って。せっかく戻ってきたなら言い忘れたことを」

「なに」

「帰りにお土産でケーキ買ってきて。なんだか無性に食べたい」

「あぁ、昔は砂場でよく作って遊んだっけ。……じゃあな!」

「ちょっと、砂のケーキ持って来たらお兄のことこれから愚者って呼ぶからね」

 Aは面白いなぁ、と小馬鹿にしたような笑いを共に、今度こそ兄は去っていった。

 

 ……はい、とりあえずはここまでですね。えー今日はこんな感じのブログですが……ついてこられた人は……誰一人 いませんでした……って感じですね。

 昼飯の流儀と愚者あたりがネタとして入っていますが、氷菓の小説はほぼいつもこんな感じです。真面目な物を書こうと背伸びして頑張っている時はもちろんネタは入れませんが、自由にラノベ書けと言われるとこうなります。頻繁にキャラクターが歌いだすことで投稿できなくなる物もあります。

 ちなみに初めのシチュエーションだけがエロマンガ先生を見てから持ってきた物で、あとの設定はおそらく全て変わっていると思います。両親が亡くなっていて兄が働いていて妹が引きこもっている、というところはそのままですが、上で書いた話での兄はもう社会人です。というかエロマンガ先生こと紗霧ちゃんはイラストの仕事をしていますが、氷菓の書いた話では妹の「A」は完全にニートです。

 何が言いたいのかといいますと、要するに氷菓が小説を書くと「働いている引きこもりはただのニートになり、挙句に人格はクズに限りなく近づく」ということです。それはなぜか? そう、氷菓がそのクズニートだからです。

 氷菓は現在十八歳の男性ですが、そんな氷菓が自分を「A」に重ねて文章を書いたと考えてみてください。みんなドン引きです。みんなアラガミを駆逐し始めます。世はまさに大ゴッドイーター時代です。

 ところでなのですが、例えば「A」を男(つまりは弟)として、養ってくれる相手が姉だったとしましたら、どうでしょうか? なんだか一気に話が胸糞悪くなってきませんか? 氷菓が思うに、男なら許されないが女なら許されることがこの世には五万とあるのです。かわいいは正義なのです。「A」ちゃんはもちろん美少女です。

 というわけなので、氷菓の小説には女性が多く登場します。見ていて楽しいからです。書いていて楽しいからです。想像していて楽しいからです。結果として「そんな女子存在しないだろ」というキャラクターが頻繁に出来上がりますが、そんなことは知ったことではないのです。氷菓が楽しければそれでいい、楽しさを滅するリアリティに価値なし、価値なき物の存在は許されぬ、です。

 はい、完全にダメな人です。思考回路もダメ人間ですし、物書きとしても最悪です。あらゆる意味で改善、向上の見込みはないでしょう。それ故氷菓は小説を仕事にする可能性など考えもしないのです。頭から否定しています。人に説明する時は「趣味は趣味だから楽しい。仕事にはできない」と言っていますが、その奥にはやはり本人のクズクズしい部分が隠れているのです。

 

 ちなみにですが、「A」ちゃんは両親を失ったショックで両親を奪ったものへの恨みを積もらせますが、その奪った相手というのが両親と事故を起こし共に死亡してしまっているので、恨みをぶつける相手はすでにこの世のどこにも存在しません。結果Aは神という存在の証明が不必要なものを恨み、神は両親を奪った代わりに自分の人生の全てを今後全て保障する義務があると考えています。なので彼女にとって兄が自分を養うことは当たり前なのです。それが神の意志だと考えていますから。

 兄は兄でそんな妹を気の毒に思い養ってあげています。両親亡き今唯一の家族である妹のために兄は頑張って働きますが、過労によるストレスで妹は守るべきものから生きる意味になってしまいました。自分は妹のために生きているとして今日も働く兄は、その結果妹をダメ人間にしてしまうことに何も感じていません。自分が生きている間は自分が全て面倒を見るので問題なく、自分が死んだとしても、「生きる理由である妹」を考える理由は死んだ先にはないのです。

 と、このように闇のこもった設定を考えておりますが、特に形にすることはないでしょう。ストーリーが思いつきませんからね。こんな感じの氷菓ですが、興味がある人は「氷頂氷菓」で検索して、ハーメルンという小説投稿サイトにある氷菓の小説を読んでみればいいと思います。大体本人がここで言っている通りの有様が見れますよ。

 

 闇を抱えた者が、表面上だけでも幸せそうな姿を書くのが小説を書く意味です。それによって気持ちが救われる、救われるまでいかなくとも楽になりますから。もしくは一ミリも闇のない世界を書くかですね。闇だけのただただ暗い作品に興味はありません。まぁもちろんたまには、例外として別の趣旨の物を書くこともありますけどね。

 このような有様なのでかつてAO入試を試みた氷菓は、先生と入試対策について話す中で「ほぼ確実にある「趣味はなに?」の質問」への対策を考えている時に、半分ほど入試を断念する気持ちになっていました。先生も氷菓に「キミの小説は趣味というよりライフワークだ」と言いましたし、もはや趣味という範囲にはとどまっていないのです。現実逃避です。しかし、面接で答えられるような趣味らしき物も他にありません。

 

 まとめます。結論、氷菓は山田エルフになりたいがそのような未来はない。自分の書きたい物だけを書いて生活したいが、どうやら氷菓の性質ではそれは不可能なようだ。……以上、クズの長い長い独り言でした。また書きますよ。キーボードを叩いていると落ち着くんです。