思い付きカギカッコ

 ・男女平等と性犯罪重罰化とYOU DIED

「……はっ! 俺はなにをして、ってあれ!? なんか目の前に眠っている自分の姿が見える……」

「やっほー、ワシ神様。YOU死んじゃったYO!」

「えっ、嘘だろ……? 俺が死ぬわけないし、神様のノリがこんなに軽いわけもない。 ジャニーさんみたいな神様なんて存在しない」

「ジャニーさんって人の名前憶えるの苦手らしくて、それでYOUってよく言うんだってよ」

「こんな人間界の嘘か本当かわからない豆知識に詳しい神様がいるわけがない!」

「いや、まあ落ち着いておくれ。本当に君は死んじゃったんだよ。心臓麻痺で、こう、ポックリと。若いのにドンマイだねー」

「嘘だろ……。というか、人の死をドンマイの一言で片づけるのは、いくら神様でもやめてくれ」

「あ、すまんすまん。数多の命を生み出し、それが失われていく様を見慣れているとつい、ね」

「はぁ。……で、神様、俺は今どういう状態なんですか。死んだらあの世へ行くんじゃないんですか」

「行くよ。行くけど、君の場合は死が突然すぎたから、まだあの世の受け入れ準備が整ってないんだ。少しの間は、二度と肉体に戻れない幽体離脱みたいな感じで現世に残るよ。まあ大体一週間くらいかな。それまではほら、浮けるし、あらゆる物が体をすり抜けるし。そんな感じの、死んだからこその特性を楽しんでくれたまえ」

「いりませんよそんな楽しみ……。そんなことよりも、まだあの世に行かないのなら生き返る方法を模索する方が」

「そんな方法いくら探しても見つから」

「あっ!」

「うわっ、なに……? 神様発言を遮られるの珍しくてびっくりしたよ」

「もう死んだなら、生き返れないなら、そして幽霊のような特性があるのなら。……もういっそ冥土の土産として、女湯を覗けばいいんじゃないか!?」

「君、なかなかの人間性持ってるねー」

「さっそく行ってきます!」

「あー待て待て、やめときなさい。神様から忠告がある。倫理観とかの話じゃないから聞きたまえ」

「なんですか」

「最近、死後の世界でも性犯罪には厳しくなってね。男性の幽体は、女性の裸もしくはそれに準ずる姿を見ると、全身が焼け溶けそうな激痛に襲われるようになっているよ」

「あまりにひどすぎる」

「裸を見ようって方もなかなかひどいとは思うけどね」

「え、それ、女性の場合はどうなるんですか? 女性の幽体が男性の裸を見た場合は? まさかお咎め無しなんてことないでしょうね。それじゃあ男女差別ってものですよ」

「君が一体なにと戦っているのかは知らんが、というかおおよそ八つ当たりで言ってるんだろうけど、まあ結論から言えばもちろん女性にも男性と似たようなペナルティはあるよ」

「似たようなってなんですか。同じじゃないんですか」

「ああ、女性の場合はね、男性の裸などを見ると、抗いがたい強烈な嘔吐感に襲われるようになっている」

「なんかそれ失礼じゃないですか!? 絵面がもうすでに失礼ですよね!?」

「なに言ってるんだ、胃液を吐きつくしてなお収まらないほどの吐き気だぞ?」

「いや、苦痛なのはわかりますけど……。……あれ、じゃあちょっと待ってください。俺は違いますけど、もしも同性愛者の幽体が、同性の裸などを見た場合はどうなるんですか? 俺が女の裸見ることとニュアンスは変わりませんよね?」

「ああ、それはね、実はこれがお咎め無しなんだ。見放題だよ」

「なにゆえ!?」

「同性愛者関連の決め事は人間界と同じく、こちらの世界でもまだ進んでない部分が多くてね……」

「ロクでもないな死後の世界」

 

 

 ・姉と甘エビ。

「あ、その甘エビ取って」

「はいよ。……bさんって本当にエビ好きだね」

「うん。aくんは食べないの? 回転寿司なんだからさー、注文した物待つだけじゃ味気ないよ」

「いいの? 僕が本気出したら三十皿くらい食べるけど、今日割り勘だよ?」

「え、そんなところで気を遣ってたの? キモいわー」

「いや冗談に決まってるじゃん」

「今日どころか常に割り勘だしね」

「いくら男でも、いくら回転する寿司でも、学生身分で奢れと言われるとなかなかつらいものがある」

「わかってるから割り勘にしようって言ってるじゃん。ほら、三十皿でも三百皿でも食べなよ、わたしは太っ腹だからね」

「ふーん……」

「それ以上わたしの腹部へその視線を向けるのならば容赦はしない」

「ごめんって」

「あ、そういえば話そうと思っていたことを思い出した。この前会ったaくんのお姉さんさ、弟思いの優しい人って感じがしていいなーと思ったの。うちの兄貴も、妹思いの絵に描いたような素晴らしい下僕、もとい兄だったらよかったのに」

「もはや躊躇うことなく下僕と口走るbさんに僕は若干引いてるけど、それはともかく、うちの姉さんはそんないいもんじゃないと思うよ。弟思いというか、それ通り越してブラコンなところあるし」

「え、血縁内で恋愛はやばいよ。子どもとか奇形児になる確率高いんだって」

「そこまで生々しい肉体関係が結ばれてたらこんな話してないわ。そんな関係を迫られてたら、もっと真剣な相談事として助けを求めてるわ」

「あはは、そりゃそうだ。でも、ブラコンって具体的にどういうところが?」

「頻繁に抱き着いてきたり」

「姉なら普通でしょ。兄が同じことしてきたらわたしは殴るけど」

「あと、ちょくちょく冗談っぽくキスしようとしてきたり」

「外国ではハグとかキスとかスキンシップの一環であるみたいだし、何よりあんな美人なお姉さんにそんなことしてもらえるならaくんも本望じゃない?」

「唇にだよ? 冗談めかしているとはいえ、なんか毎度あわよくばなオーラを感じるし」

「唇にキスは……ちょっとあれかもね。姉と弟だし」

「でしょ?」

「ええ、しかも所謂Aであるキスが終われば、BとCが来るのはすぐだと雑誌に書いてあったし」

「いやそれ姉との関係を語った雑誌ではないよね? というかそんな雑誌を読んでます報告はいらないから」

「雑誌なんて可愛い物でしょ、aくんの検索履歴なんか全国の女性に公開したら国単位で混乱が起こるでしょうに」

「起こりません。そんなエグい検索履歴はありません」

「ふーん。……あれ、aくんも甘エビ食べるの? 取るならさっきわたしの取った時に一緒に取ればいいのに」

「bさんが食べてるの見たらなんか食べたくなってきたから」

「きもい、ありえない、きもい」

「as much as的な並びにするのやめて」

「よし、その食べたエビの殻見せなさい」

「え? この尻尾のところ? ……美味しくないと思うよ」

「わたしをエビなら殻でも何でも食べるモンスターだと思ってるみたいね、良い覚悟だと思うわ。それはともかく……うん、合格!」

「え、なにが」

「この尻尾の殻の中にさ、身を残したまま捨てる人がいるじゃない?」

「あー。あの気を付けて食べないとちょっと残るところね」

「aくんが残す人だったら、体中の穴という穴にワサビを突っ込むつもりだったけど、そんな非人道的な拷問をする必要がなかったみたいでわたしも嬉しいわ」

「僕はそれを聞いて戦慄だよ。……ああそうだ。言われて思い出したけど、そういえばこの甘エビの身を残さないようにするの、姉さんのおかげで身についたことなんだ」

「へえ、弟にいい教育をするお姉さんみたいね」

「アサリとかの貝柱もそうだったな。僕が食べ残すとさ、姉さんが殻入れの中からわざわざ漁って食べるんだよ」

「aくん、そういうの勝手にカミングアウトして恨みを買っても知らないよ」

「え、なにが? ……まあそういうわけで、姉が僕の食べ残しをわざわざ食べる姿を見て、あぁちゃんと残さないように食べなきゃいけないんだなぁと幼き日の僕は思ったわけさ。今思えば、教育としては子どもに自ら考える機会を与える素晴らしいものだったね。姉さん学校の先生とか目指すのかな」

「aくんのお姉さんの進路は知らないけど、わたしはエビの価値を正しく理解している人間がこの世にいたこと、そしてその人がその価値観を広めてくれたことに感謝するわ」

「bさんはエビ関係の宗教とか目指すの?」

「嫌だよそんなの」

FGOにわか勢から見える景色

 どうも、FGOはほぼツイッターに流れてくる情報だけで知っている氷菓です。八割くらい画像、残り二割が文章での情報です。要するに「このキャラ見たことある」が多い状態ですね。たまにピクシブに載ってる情報を読んでみたりもしてます。

 稀に見るネタ系の動画なり画像なりで「〇〇を聞きかじった情報でしか知らない誰それが自分なりに解説してみた」みたいな物を見るので、今回はそれをやろうと思います。ローゼンメイデンで「水銀党」なるワードが生まれたり、ガンダムWで「ヒムロ・ユイ」なるワードが生まれたりしているアレですよ。

 ところでなんですけど、しばらくブログ放置していていきなりそんなクソどうでもいい上につまらなさそうな予感しか放たない物書くなんて何があったの、仕事は見つかったのかというツッコミはまた今度自分でしていくことにしますね。

 

 2017年5月23日現在、氷菓の知ってるFGO情報リスト。キャラの順番はテキトー

「マシュ・キリエライト」

……持ってる楯も胸も大きい後輩系ヒロイン。私服が気合入れた小学生みたいと言われていた。VRにも出演している。ガンダムシリーズの盾を「マシュ! 新しい盾よ!」と渡され、シールドファンネルも操っていたのでサイコミュが動かせるニュータイプ

 

清姫

……通称きよひー。主人公(マスター)大好きのヤンデレさん。嘘が嫌いで、嘘つきは焼き尽くすらしい。焼ンデレだった。クラスはバーサーカーだがランサーになっていた時もあるらしく、その時は戦闘中にボイスが上手く噛み合うと「愛してまぁす!」と叫ぶらしい。

 余談だが、氷菓はこれええやんと思って保存したきよひーの画像が、後日薄い本の冒頭だったことを知って衝撃を受けたことがある。カラーのやつだよ。

 

「山の翁」

……通称じぃじ。ハサンというアサシンの団体的な何かの創生者的なめちゃ偉い人らしい。初代様とか呼ばれてたしたぶんそんな感じ。マスターに優しいじぃじの漫画好き。必殺技(宝具っていうの……?)は死告天使と書いてアズライールと読む。誰かが声真似で「アズライイイイイイイイイイイル! 全てのハサンの生みの親ぁ!」とサンシャイン山の翁を演じていた。すぐ首を出せって言う。なんか好きなキャラ。

 

「呪腕のハサン」

……片腕だけすごい化け物感のあるハサンの男性。思ってたより声が渋かった。なんか腕のパワーでスーパーな暗殺ができるらしい。三人のハサンの中で唯一仮面を取ってくれないから素顔知らない。

 

「静謐のハサン」

……毒そのものみたいな体質のハサンの女性。肌がポイズンなので暗殺に使うためか露出が多くてえっちぃ。なぜかマスターには毒が効かないらしくてここぞとばかりに惚れてイチャイチャしてる漫画をよく見る。絵だけ見て脳内再生していた声と実際の声がほぼ同じで驚いたキャラ。

 

「百貌のハサン」

……多重人格で分身できるらしいハサンの女性。多重人格は治したいと考えているらしい。ポニテ。ハサン三人衆の中で一番常識人なように見える。

 

ナイチンゲール

……医療への熱意がすごい人。すごすぎる熱意のあまりに逆に殺そうとしているとしか思えないデンジャラスな医療行為に出ている光景をよくイラストで見る。シャアが乗ってるやつとは関係ない。一度どこかで見た、

「エレンが、ナイチンゲールで抜きたいって」

「ミカサ! 言うなよ!」

「エレン!!」

 のコラ画像が印象的。たしかにイラストでそういうのはたくさんあるのに、薄い本見たことないです。あとなんか見るからにやばそうなリボルバー銃を武器にしているらしい。

 

巌窟王エドモン」

……フルネーム忘れちゃった。クハハって笑う人。よく笑うらしい。なんかおしゃれ。ダンガンロンパに出てきそう。エドモンの淹れてくれるコーヒーは美味しいらしい。

 

「新宿のアーチャー」

……名前がはっきりしない人。アラフィフ。女性マスターにパパと呼ばれていろいろ面白いリアクションをしているイラストをよく見る。動画見てみたらトークが胡散臭かった。

 

「新宿のアヴェンジャー」

……大狼シフみたいなのにデュラハンが乗ってる。強そう。それしか知らない。勝手にデュラハンの攻撃モーションは深淵歩きアルトリウスで想像してる。

 

「BB」

……BBちゃんのBBがなんの略なのか、そもそも略称なのかも知らない。コラボイベントだったらしいCCCがなんの略だったかも忘れた。なんとかかんとかクレンザーでしょ?

 立ち絵からして自信家っぽい感じの人。どこかでCCCコラボの話を聞きかじった時に電脳世界がなんちゃらみたいな話を聞いた気がするけど全然把握できてない。敵対している時の戦闘ではスロットだったかルーレットだったかを回してド畜生なデバフをかけてくるらしい。

 

「メルトリリス

……手の感覚がない人。蹴りが強くて人形が好き。人形みたいに動かず喋らない人間も好きらしいけど、それもう人間じゃないよねってピクシブにも書いてた。

 手の感覚がなくて握手も難しいらしいが、その他の部位も感覚が鈍っているらしく、露出が激しめなのも布を隔てるとただでさえ薄い感覚がわからなくなっちゃうからだとか。感度を3000倍にする退魔忍な薬で手の感覚を戻してあげようというハートフルな創作話を見かけたことがあるけれど、それって手以外の感覚も3000倍になったりしないのだろうか。なっちゃったらそれもう退魔忍になっちゃうけど大丈夫?

 

「パッションリップ」

……腕が金ぴかでマシンな感じに大きな人。胸も大きい。FGOの巨乳さんは必ず胸以外にも巨大な物を持っている法則でもあるのだろうか。CV小倉唯

 他のゲームなら腕単体で強制スクロール系のボスとして出てきそう。そんな腕はロケットパンチも飛ばせる優れもの。ただ本人が何やら自分の腕のことを正しく認識していないらしくデンジャラス。

 

「エミヤ」

……なんかエミヤっていう人たくさんいるらしいけど、プッチ神父みたいな人のことです。持ってる武器と戦い方と声と喋り方と見た目と全部かっこいい。なんかこの前見かけた漫画でエプロン着けて料理してた気がするんだけど気のせいか?

 

「玉藻の前」

……玉藻御前と書くのが正しいのだったか、名前の漢字がよくわからない。そこはかとなく強キャラ感が漂っている。声が氷菓の好み。

 

「タマモキャット」

……狐らしい。語尾に「ワン」が付く。わけがわからない。ヨッシーピカチュウの鳴き声してる絵にカービィってタイトルがついてるネタ画像と同じ状態。肉球感溢れる手で器用に大量の包丁持ってたりしてやばそう怖い。

 

スパルタクス

……笑顔が不気味なガチムチ剣闘士。マスターが「マスターらしい行動」をすると反逆するらしい。令呪とか下手に使えませんね。

 

アルジュナ

……カード? の見た目が半端ない圧迫面接感の人。でも実はめっちゃ忠実な模範的サーヴァント。孤独に憧れているらしくて、そこはかとなく危ない人感がある。戦闘動画を見た時に弓を接射しているのを見たけれど、それは弓の運用として正しいのだろうか?

 

「オジマンディアス」

……名前とキャラのインパクトが両方強い子安。ホットリミットを船上で歌っているイラストを見た。歌ってるんじゃなくてPVだったのかも。王の中の王らしい。発音は「王の中のOH!」。ファラオがなんとかって言ってた。

 

アンデルセン

……見た目ショタ中身子安。過去にキアラさんと何かあったらしい。実はまだ声を聞いていないので今度動画を見に行こうと思う。

 

「殺生院キアラ」

……なぜか味方になったやべーやつ。何がやばいのかは知らないけれど、なんか彼女の痴女性で地球が危ないみたいな話を聞いたような聞かなかったような気がする。

 

土方歳三

……新選組の人。たくあんばかり食べている。氷菓はマヨラーの土方しか知らない。死ぬまで戦え系のちょっと怖い人。悪い人ではない。

 

沖田総司

……あの特徴的なアイマスクとバズーカ砲の人が女性になったのかと思ったら、あれは沖田総悟だった。いや総司の方でも女性になってて初見で「ファッ!?」となったけれども。土方さんといいコンビしてる漫画をよく見る。立ち絵がよく刀持ってません? 物騒です。

 

織田信長

……ノッブとも呼ばれていたりする。二頭身のギャグキャラになっていたりもする。よくわからないけど是非もないネ! なお女性です。

 

織田信勝

……女の子みたいな弟系キャラ。最終的にヤンデレ的な展開になるらしい。イベントが始まった時にはいろんな人が信勝くんにえっちぃことしようとしてたの見てました。やっぱりみんなホモだってはっきりわかんだね。

 

「アストルフォ」

……女の子みたいどころではなく、女の子にしか見えない所謂男の娘キャラ。肩がモフモフしている服をよく着ているが、あれは肩幅を誤魔化すためという話を聞いてなるほどなー、と物凄く感心した。姉である信長の服を着て変装していた信勝くんを一発で見破るプロの目を持っている……という漫画を読みましたね。

 

「オルタ」

……数人の「オルタ」があるらしい。闇落ちルート的な物だと思ってます。ツイッターに流れてくる「さかなクンオルタ」だの「かばんちゃんオルタ」だのは毎度笑います。

 

ジャック・ザ・リッパー

……両手に持つナイフとかちょくちょくある発言とかが物騒な感じの幼女。純粋な心のまま人を殺しそうで怖い。でもマスターのことをおかあさんと呼んでくるから、氷菓の中でこのキャラクターをどういうものとして受け止めればいいのかがわかっていない。

 

「ネロ」

……赤いドレスでCM出て歌ってた人。ログレスの世界でシュパッとドーン。名前に「ブライド」が付いてドレスが白くなって結婚しそうな感じになってるのも見たことあるけど、それが何者なのかはわかっていない。

 

 

 ……ふう、大体こんな感じですかね、氷菓の知ってるFGOFGOがフェイトグランドオーダーの略だってことは知ってるんだからね。えっへん。

 それじゃあ、詳しい人は氷菓が理解しやすいように噛み砕いた表現でいろいろ説明してくださいね。待ってます。

我が家の語録

 どうも、他人をネタにして怒られることの多い氷菓です。嘘です、本当は怒られもせずに、極論で縁を切られるとかそういう事態になることのある氷菓です。まだ切られたことないけど、不愉快なことを不愉快だと言ってもらえる確証がないからね。調子に乗っていると、いつ何時そういうことになってしまうかわかったものじゃない。他人を勝手にネタにするの、ダメ、絶対。

 ……でもネタにしたい! 誰かを犠牲にしなければ面白さを生み出せないようでは芸人としては二流以下だろうけど、そもそも氷菓は芸人じゃない。たぶん芸人どころか人間として二流以下の烙印を押されるだろうけど、それでも言ってしまいたい。

 そんな葛藤の中、氷菓は気付いたのである。家族のことをネタにすれば、そもそもまず見られることはないし、仮に見られても別に大して怒られはしないだろう……ということに。

 

 

「母の言い間違い、読み間違い語録」

・「うまあじ」ってなに?

 何かの食品パッケージにあった「うま味」という文字を見た母が放った伝説の一言。数年前のエピソードだが、未だにネタにされる。というか氷菓がしている。

 

・男の片隅にも置けねぇな!

 風上と言いたかったやつ。

 

・ちゃんと計画しないとぐずぐずになっちゃうから

 ぐだぐだと言いたかったのか、それともズルズル進む的なことを言いたかったのか。真実は闇の中。そこはかとなく雨上がりのぬかるみ感がある。

 

・シコタンタンと狙っている

 虎視眈々と言いたかったやつ。お相撲さんが見えます見えます。

 

・服を釣るってなに?

 テレビ番組の字幕にて「服を漁る」とあった物を見て言った一言。漢字を字面の漁業感で読みすぎである。

 

・インベーダーの女性ってなに?

 上と同じく字幕にあった「イベンターの女性」を見て言った一言。

 

 ……その他多数あったはずだが、記憶の底に埋もれてサルベージ不能。

 

 

「弟の言い間違い、迷言、面白行動集」

・トンコロール

 コントロールと言いたかったやつ。トリコロールに似ているだとか豚が転がっていそうだとか言われ散々いじられた。

 

・とここん

 とことんと言いたかったやつ。「と」と「こ」が同時に来ると弱いらしい。

 

・エルボ13

 肘で飲み物の入ったコップを倒してしまった父が「エルボーを入れてしまった……」と言っていたところ、弟が「エルボってなに? スナイパー?」と言ったところから。なお本気でエルボーが何なのかわからなかったもよう。

 一体肘の何を狙撃に使うのかわからないが、エルボ13に紛れてボソッと「赤いやつ?」と言っていたことも確認されている。それはエルモだ。

 

・集合のごう

 会話中にいきなり「みんなでゴウした時」という謎の発言をしたことから。ゴウとはなんだと三度ほど問うたところで、ようやく「集合のごう」との答えが返ってきた。略してみたらしい。略した結果、もはや日本語でなくなってしまったところが残念だ。

 

・エア寿司

 父が寿司を食べに行くことをほのめかしつつ、その日はカラオケへ行っていた。しかし予算などの都合で寿司は中止にしようという方向に話が傾きだした時、弟だけがそれに猛反発した。

 その時点では誰も弟の意見を汲もうとはしなかった。が、人が歌っている間に弟がついにパントマイムで寿司を握り食いだしたところで父が折れ、寿司を食べに行くことになった。

 エア寿司を披露したあとに、カラオケの部屋に貼ってあった禁止事項の書かれた紙を指さし「薬物持ち込み禁止の、薬物ってなに?」と訊いてきたあたりポイントが高い。お前まさか薬やって寿司の幻覚見てたんじゃあるまいな?

 

 

 

 

「氷頂家オリジナル語録」……氷菓の家で生まれた、日本語のようでそうでない物。

・鉄塔理論

 いただきストリートなどの同じマップ上を何度も周回するスゴロク系ゲームにおいて、望まぬワープなどで離れ小島の地形へ飛ばされてしまった時に適用されるサイコロの出目のジンクス。

 他のプレイヤーがもう一人、離れ小島地形に入ってくるまでサイコロの出目が悪くなり離れ小島から出られなくなるというもの。

 元ネタはジョジョ四部のスーパーフライ。

 

・鳥かご理論

 桃鉄限定のジンクス。ぶっ飛び系カードを使った際に、何度ぶっ飛んでも自分の今いる地方から出られないジンクス。意味合い的には二度あることは三度あるが近い。

 元ネタはワンピースのドフラミンゴ。

 

・新井鉄平

 氷頂家では休日になると家族全員で何かしらのゲームをプレイし、そこでビリになった者が風呂を洗うという半ば規則と化した習慣がある。

 弟がビリになった氷菓を煽った際の「はい、風呂洗い決定www」が「はい、風呂洗い鉄平www」に聞こえたことから生まれた概念が新井(洗い)鉄平。

 以降、ビリになり風呂洗いの責務を負った者のことを新井鉄平と呼ぶことになった。それによりゲーム中に「鉄平にはなりたくない」などの謎言語が飛び出すようになる。全国の鉄平さんには話せない話である。(鉄平さんがこれを読んでいませんように)

 

・〇〇の部屋。

 自宅の部屋にはそれぞれ、他人が聞いたら意味の理解できない名前がついている。名前がついている部屋はそれぞれ、

「ぶっぶーの部屋」

「ぷっはーの部屋」

である。

 前者は氷菓が幼稚園生だった頃に、車の玩具が大量に置かれていた部屋のことを指す。後者は父が昔タバコを吸っていた部屋のことを指す。

 なお家族への副流煙を避けるために別の部屋へ移動してタバコを吸っていた父だが、最近は窓を開け扇風機を使いながら窓際で吸うようになった。これにより、以上二つの部屋が名付けられた理由の大元は全て失われたことになる。

 

・チャンネル

 これは真面目にカルチャーショックだった出来事。テレビの「リモコン」のことを「チャンネル」と呼ぶことは普通のことだと思っていたが、どうやら違ったらしい。氷菓の物心ついた時から今に至るまで、相変わらずテレビのリモコンはチャンネルと呼ばれている。

 

・食欲モンスター

 主に父に対して使われる語録。もうお腹いっぱいで苦しい、と言いつつ何かを貪り食う姿を家族に目撃されると食欲モンスター呼ばわりされてしまう。

 氷菓もしくは弟が上記のような行動に出た時は「さすが遺伝子が受け継がれている」「モンスターの後継者」などと言われる。

 なお弟はなぜかどうしても「食欲」という単語が憶えられず、頻繁に「食事モンスター」と言っている。なんだかクッキーモンスターに寄っている気がする。

 

・社会復帰

 高校生だった氷菓が長期休みを終え数週間ぶりに登校をすることを、母が社会復帰と呼んでいた。高校当時は職員室でもなかなかウケたネタだったが、卒業後笑えなくなる。

 

・どだでどん

 ドラえもんのこと。なんとなく言いやすいから。

 

 

 

 ……大体こんな感じだろうか。思いつく限りのネタを並べてみた。

 氷菓自身もおそらく結構な数の迷言を残していると思うのだけれど、自分のこととなるとこれがまったく憶えていない。人間の脳とは都合の良いものである。もしくは、氷菓の脳とは都合の良いものである。

 これからは何か発見次第メモっていけるといいね! 終わり!

口を開けば過去の話ばかりする哀れな人間になってはならない

 どうも、いくらでも文章書けるとか言っておいて何日もブログを更新していなかった氷菓です。そもそも誰も待ち望んでいたわけではない更新だけれども、とりあえず言い訳をさせてください。

 書こうと思えば書けたのです。というか実際書いたのです。しかし、そのどれもがお蔵入りとなり、闇封じの札を貼られて心の奥底へと封印されました。

 一日少なくとも二時間、ひどい日は四時間ほどネカマに費やしていた時期の話を聞きたいという人がいるのであれば上げますが、いないでしょうさすがに。そんな感じで、文章は書けても人様に見せられる文章が書けなかったのです。

 はい、以上で言い訳終わり。

 

 さて、それでようやくブログとして上げられるような話題を見つけた氷菓なわけですが、その話題とは何なのか。

 それは……。諸君! 氷菓は女の子が好きだ!  諸君! 氷菓は女性が大好きだ! ……という話になります。まぁいったん落ち着いて、心を僧侶にして聞いてほしい。

 それのどこが人様に見せられる話題なのだ、というヤジもごもっともです。しかしですよ、さすがに氷菓がこのまま数千文字にわたって「これこれこういう理由で女性とは素晴らしいものです。うぇへへ」みたいなことを書くわけがないじゃないですか。なのでここは一つ、いったいこの好感度ゼロどころかマイナスの状態からどうやって話を広げるつもりだ……!? という漫画の解説キャラ的な心で読んでもらえればと思います。

 

 時を遡ること数年。氷菓が小学校高学年くらいだった時のことです。かの有名ゲーム、モンスターハンターが流行りだしたのはそのあたりの時代でした。MHP2Gを小学生がプレイする時代の到来です。

 氷菓よりもそこそこ年上の方にこの話をすると、この時点で「モンハン流行った時に小学生だったとかwwww ジェネレーションギャップがひどいwwww」と大爆笑されますが、それはさほど関係ないので置いておきましょう。

 とにかく、氷菓のまわりでもモンハンが流行ったのです。具体的に言うと、氷菓の友達全員がモンハンしかしなくなりました。それまではデュエルマスターズ遊戯王だというカードゲームで仲良く遊んでいた友達が、気付くとモンハンしかしなくなっていたのです。

 おそらくほとんどの人は知っているかと思いますが、モンスターハンターというゲームは「15歳以上対象」のゲームです。これは「18歳未満禁止」とは違って、あくまでそれくらいの年代の客層を対象としていますよという表示なので、小学生が15歳以上対象のゲームをプレイすることに法律的な問題は何らありません。

 対象年齢が全年齢でない理由としては、マリオなどの全年齢ゲームに比べてゲームの内容が複雑であることと、表現が若干残酷であることが挙げられると思います。そして当時の氷菓としては、モンスターを攻撃すれば出血の描写があることは大変にショッキングなことでした。

 そうです、真面目で純粋な心を持ったショタ氷菓ちゃんは、対象年齢を順守することを決意したのです。ボクは15歳になるまでモンハンはやらないぞ、という誓いを自分と、あと両親に宣誓したのです。

 友達は全員モンハンに夢中。氷菓はモンハンを買わない、やらない、ドラゲナイ。するとどうなるでしょうか。……当然ハブられます。

 ハブられると言っても悪意を持って退けられるわけではありません。が、氷菓が遊びに混ざれないのは同じです。ねぇねぇデュエマやろうよと誘ったところで、俺たちは今モンハンに夢中なんだって具合です。寂しいことこの上ない。

 これは氷菓の個人的な意見なのですが、モンハンは横から眺めていてもさほど楽しいゲームではないと思います。眺めるだけではつまらない、友達誰も自分にかまってくれない。挙句に、学校での給食の時間さえ話題はモンハンばかりで意味の理解できない単語が飛び交う雑談タイム。さぁ、氷菓はそんな生活から抜け出すためにどうしたでしょうか。

 ぱぱーままー、ボクが間違ってたよやっぱりPSPとモンハンを買っておくれ。このままじゃボクは誰とも遊べなくて悲しいよ。……と、なることはありませんでした。氷菓は小学生の頃から、志を曲げる時までそのように真っすぐであるような、そんな人間ではなかったようです。

「ふん、対象年齢をガン無視であのようなグロテスク表現のあるゲームをプレイする奴等は人間のクズだ。ロクな輩ではない」

 大体そのようなことを考えたショタ氷菓は、むしろモンハンやらずの誓いをより強固な物にしたのです。

 ちなみに忘れてはならないこととして、この時点での氷菓はすでに保健室登校だの不登校児童支援教室的な場所だの、シンプルに引きこもりだの、給食だけ食べに家を出て食べたら帰るだの、そういった生活にどっぷりだったということがあります。

 人間のクズでロクな輩ではないのはどちらの方だという話ですが、そんな正論をくらっても痛くもかゆくもないのは今の氷菓も昔の氷菓も同じです。根っからのクズは地力が違う。

 さてさてそれはともかくとしまして、モンハンやらずの誓いを順守する氷菓は友達と遊べません。ちょくちょくカードゲームで遊んでくれる時のある友達もいましたが、それで救われるような「でも本当の彼は優しいのよ」と言うDV被害者のようなメンタル氷菓にはありませんでした。

 ……そんな生活にある日変化がありました。詳しい経緯は憶えていません。しかしある時から氷菓は、女の子グループに混ざって遊ぶようになったのです。

 なんかこの言い方では「あんな奴等知らない。遊んでくれなくても、氷菓には他にもいくらでも遊び相手がいるんだもんね」という余裕ぶっこきまくりのクソカスゴミ虫に見えてしまうので、正しく言い換えると「女の子グループに混ぜてもらえるようになった」になります。慈悲を受けたのです。

 慈悲を受けた氷菓は調子に乗りました、絶好調でした。遊び相手には困らないし、いけ好かねぇモンハン厨共とも距離を取ることができたからです。人間のクズは一生モンハンやってろバーカと本物のクズが言う構図が完成したのです。

 一つ思い出のエピソードを挙げましょう。ゲームやらカードやらに夢中な男子と違って、女子グループでの遊びは多種多様でした。もちろんゲームもたくさんプレイしましたが、トランプだとか、交換日記だとかありました。その中で今なお印象深く記憶に残っているのは、かなりの大人数でプレイした七並べです。

 五人か六人かいましたでしょうか。大勢の女子の中に氷菓一人だけ男子が混ざり、さらにそのメンバーの内の一人である女子の家で遊んでいた時のことです。いつもの流れでトランプが始まり、そしていつもとは違って罰ゲームが設定されました。

 罰ゲームとはズバリ、ビリの人がなぜか誰かが持ってきていたネコ耳カチューシャを装着することでした。ウサ耳だったかもしれませんが、そのあたりの曖昧な記憶は曖昧なままでいいでしょう。

 いくら小学生といえども高学年。当時の氷菓はすでに「そのアイテムは女子に着用してくれと頼んで、二つ返事で了解の得られる物ではない」ということを理解していました。そして大人数、ビリは一人だけ出るゲームです。氷菓のテンションは上がりました。

 誰がビリになるかはわからないが、誰かのネコ耳姿を拝めるぞ。当時の氷菓は女子のそういった姿を見たい願望などほとんどなかったわけですが、貴重なものを見たいという願望はありました。珍しいから、簡単には手に入らないから求める。それ以上の理由など必要なかったのです。

 勝負が始まり、決着がつきます。まさかそれだけの人数がいて、それも自分だけが男子という状況で、氷菓がビリになるとは夢にも思いませんでした。ネコ耳を装着しながらその時の氷菓は、もう二度と七並べなどするものかと心に誓いました。

 その後DSでゲームをして遊ぶことになり、自宅にDSを忘れてきたことに気が付いた氷菓は走って取りに帰ります。自宅までは往復で五分未満という近さでしたので、取りに帰ること自体は大したことでもないです。

 が、そこで氷菓は思いつきます。コレこのままカチューシャ付けて外出たらウケるんじゃない? と。

 実践しました。ほんの短い距離でしたが、ネコ耳付けて外をダッシュしてきました。当時から氷菓は羞恥心がどこか抜け落ちていたようで、別にウケを取るために体を張ったということもありませんでした。ノーリスクでリターンを狙っただけです。

 結論から言いますとウケませんでした。女子の世界はそんな簡単な物ではないのです。たぶん。

 

 ……で、それでですよ。冒頭に言った通り氷菓は女性が好きです。それはなぜか。今までの話でわかっていただけたと思います。要するに小学生の頃の氷菓には、

「男子は対象年齢にとどいてないくせにモンハンばっかりやってる馬鹿」

「女子は男子と違って悪い点は特にない上に氷菓を受け入れてくれた。ついでに会話のレベル男子よりも上、賢い。あとかわいい」

 という価値観が形成されたのです。そしてこれ、未だに残っております。

 中学生に上がった氷菓は、なんと父がモンハンに興味を持ったことで「一応中学生だし、節目だし」というよくわからない理由でモンハンやらずの誓いを破棄、狩猟解禁しました。

 小学校生活と切っても切れない縁のあるモンハン。人生で初めてそれをプレイした氷菓の感想は簡潔でした。

「面白い! これは持ってない友達の一人や二人ハブりますわぁ!」

 そうです、クズはクズだったのです。

 そういうわけで、中学に上がるのとほぼ同時に氷菓の中から、モンハンばかりして自分にかまってくれない男子たちへの恨みは消えました。彼らを恨み続け今度は新たに自分さえ恨み嫌いになっていく、というパターンはなかったのです。氷菓は自分好きですからねー。

 しかし中学になったらなったで、男女の会話のレベル格差はより激しくなります。特に野球部などのカースト上位運動部系に属する男子の知能の低さはひどい物だったと思います。当時の氷菓に色眼鏡がかかっていた可能性は大いにありますが、それでもひどい物だったと思います。

 そのようにして結局「男子は馬鹿、クズ。女子はすばらしい人々」という氷菓のイメージが改められることなく中学を卒業。高校は通信制に行きまして、まぁだいたいお察しでございます。今に至るまで、氷菓の価値観が塗り替えられることはなかったのです。

 そういう理由があるわけですから、氷菓の女性好きは「女なら誰でもいいぜーうっへへぇ!」という物とは違います。

 「男は嫌い」と言う時の氷菓にとっての「男」とは知能が低い男性のことを指しているので、「男は嫌い=男性は嫌い」ではないのです。

 同じく「女の子大好きうっへっへ」と心の声がダダ漏れになっている時の氷菓は、知性がある女性のことを指していますので「女の子=女性」ではないのです。

 氷菓が完全に「男性or女性」という性別のみで好き嫌いを決めることはありません。現に貴重な友人は男性ですし、性別が女性であっても反吐が出るほど嫌いな人は多数おります。要するに人付き合いの選り好みが激しいわけです。

 しかし困ったことに、世の中のいわゆる女好きと呼ばれる殿方は、どうやらほとんど決まって氷菓とは違った思想をお持ちのようなのです。知能がどうこうというよりは、下半身に忠実なことを指した蔑称に「サル」という物がありますが、世の女好きにはサルが多い気がします。

 氷菓は人間ですよ! ……ということを説明し、なぜ氷菓が人間であるかの根拠を示そうとすると、これだけ長い話をすることになるのです。

 というお話でした。

 

 結論、まとめ。

 バイト始めた日の昼休みに女性グループに付いていこうとすると、男性の先輩方から引き止められ、ものすごく分厚いオブラートに包んだ「無謀だろ」というありがたいお言葉をもらいました。そ、そんなことないしぃ!?

お前もそのお仲間にして練習しようってんだよ!

 どうも、少なくとも中学生の頃くらいまではクラスメイトの男子に「氷菓は18禁的なことまったく知らなさそう。最悪赤ちゃんはコウノトリが運んできてると思ってそう」とたぶん思われていた氷菓です。中学生男子特有の品のない下ネタに苦笑いしたところ、氷菓もそういうの知ってるんだねって言われました。たぶんそいつらが知る遥か前から知っています。

 赤ちゃんとコウノトリの話といえば、

「パパ、赤ちゃんはどこから来るの」

コウノトリさんが運んで来るんだよ」

「運搬方法ではなく原産地を訊いている。あなたは魚がどこから来るのかと問われれば、船と答えるのか」

「ごめんちょっと待って」

の話が好きです。たしかコピペだったと思います。

 また某アニメで「男はエロの前には無力」みたいなセリフがありましたが、聞いたところによると世の中には、そういった類の動画を見たいがためにPCを習得したアナログ親父も存在するそうですので、無力どころか普段の何倍もの力を得る可能性があります。世のケダモノは可能性の獣なのです。

 話がどんどん下の方へ向かってしまっているので軌道修正します。氷菓が今回話したいことは、ツイッターを知らなかった中学生時代についてなのです。

 

 小学校にも中学校にも合唱祭はありました。放課後の全員強制参加練習とか、昼休みの自主練という名の全員強制参加練習とか、そういう物はずっとあったのです。

 ただ中学三年生の合唱祭練習。あれだけは今思い出してもゾッとします。このメンバーで一緒にやれる最後の合唱祭だから、とかなんとか適当にわけのわからないことを言って、強烈な時間量の放課後練習がありました。

 驚くなかれ、なんとひどい日の実質的下校時間は六時近く。家に帰ればすぐにチャイムを聞くような練習量でした。許されざることです。

 部活動で遅くまで学校に残っている人なら、その人の親もそのような生活サイクルに慣れるでしょう。それに対応して門限がチャイムの鳴る時間よりも後になっている家庭もあるかもしれません。そして何より、部活動に勤しむ本人もその生活サイクルに慣れているでしょう。

 しかし氷菓帰宅部です。というかそもそも、まともに学校へ通っていたとも言えぬような人間でした。ちょくちょく授業は出ますし、給食とか掃除とかもそこそこしますし、合唱祭もずっと練習から本番まで出ていましたので、不登校と言うよりはサボり魔に近い感じでした。

 それでも前に書いた通り先生が玄関まで迎えに来たり、それを包丁で脅して撤退させようとしたりと、なんだか闇の深そうな子でした氷菓は。要するに「みんなと最後の合唱祭がんばるぜ!」と意気込めるような人間でもなければ、帰宅時間が大幅にズレることに耐えられる人間でもなかったのです。

 当時は、それはそれはつらい日々でした。帰宅後の自由時間は合唱祭練習に潰され消され、頑張ったからといって特に良いことが起こるわけでも、報酬がもらえるわけでもない。学校は社会の縮図とよく言われますが、あれは紛れもないブラック企業でした。やりがい搾取でした。星野源新垣結衣もいませんでした。星野源は当時真面目に存在さえ知りませんでした。みんなそうだったんじゃないでしょうか。

 スクールカウンセラーの先生と話すことを理由に、あらかじめ担任と決めていたはずの時間に練習を抜け出そうとすると「あともうちょっとだよ?」とか言われる始末です。頭がおかしいのかと思いました。強引に抜け出して、カウンセラーの先生に愚痴りました。本当にカウンセラーって大変な仕事で、氷菓には絶対に真似できません。

 極めつけにむごいのは、せめて「ほんと合唱祭とかクソだわ。この世から概念ごと消滅すればいいのに」と友達と言い合えていたらまだマシだったものを、その友人が合唱祭実行委員なるものに選ばれてしまったことです。

 さすがに彼に愚痴る度胸はありませんでした。授業には出ず給食だけ食べたことも何度あったかわからない氷菓ですが、とにかくその時は度胸がなかったのです。

 というか、氷菓の好きだった女の子も実行委員になってました。しかも彼女めちゃめちゃ合唱祭好きでした。好きどころか合唱部の人でした。部長だった気もします。えぇ、誰が校内で愚痴なんか言えたものですか。

 当時の父は「好きな子と一緒に歌えるなら万々歳じゃん」とか言っていましたが、氷菓にはそこまでポジティブに力を得る仕組みが備わっていませんでした。好きなこと一緒にカラオケに行くのとはわけが違いますからね。

 そういうわけで次第に氷菓は合唱祭の練習を理由に学校そのものを休みがちになり、元々少なくなかった欠席数はさらに増えました。

 

 ……さて、この話で何がいいたいのか。それはつまり、当時の氷菓ツイッターを知らなかったことの重大さについてです。

 現在の氷菓ツイッターを利用しまくっています。ついでに、二年近く前に某動画を見たことをきっかけにフルブというガンダムのゲームを買っていて、全国のお母さんよりはガンダムについての知識を手に入れました。

 要するに当時の中学校氷菓が、今と同じ状態であれば間違いなく、

「合唱祭の練習時間が長すぎて強制参加の部活みたいになってる。部活でやってんじゃないんだよー!」

とかツイートしていたはずです。続けざまに、

「帰宅後の遊び時間は、宇宙を支えているものなんだ。それが、それがこうも簡単に奪われるのは。それは……それはひどいことなんだよ!」

とか言って遊んでいたはずです。そんな風に、合唱練習中に「うへへ、帰ったらこんなことをツイートしよう」と考えられることで、嫌なことから気をそらせるわけです。

 当時の氷菓はそういった気のそらし方を知らなかった。もし知っていたら、何かが違っていたんじゃないのか。最近そんなことを考えるようになりました。前にも言った通り、氷菓にとっての文章とは自分が書いていて面白いかが最重要であり、ツイートもそれに同じくなのです。考えていて、書いていて、楽しければそれでいいのです。

 そうやって何かを書いていることで、ちょっとはマシな生活ができたんじゃないかな、と今だから思えます。実際は現在進行形で存在している氷菓も、ロクな生活はしていないので、当時にツイッターを知っていても何も変わっていなかった可能性も大いにあるのですけどね。

 氷菓がいかに合唱祭を嫌っていたかは、学校の残してくれたDVDに保存されています。壇上に立ち歌う氷菓の目を見れば全てがわかります。氷菓がカメラ目線になったかと思えば映像が停止、暗転。その後血の海と化した体育館が映される、なんてことが起こっても不思議ではないような目をしていました。自分で引きました。

 そんなところで、この話はおしまいになります。中身のない文章選手権にエントリーできそうですね。

 

 まとめ、結論。

 愚痴は吐き出した方が後で悔いが残らない。吐くならツイッターがいろいろと好都合。あと合唱祭と同じく居残り練習と、あろうことか朝練まで存在していた体育祭のムカデ競争、貴様は絶対に許さない。組体操と共に消えてしかるべきだクズめ。

言いたかったこと追加で

 忘れていたことがありました。妹「A」のAとは、単純に名前を考えるまでもないと思ったので仮題的に付けた名前であります。話を書くとなればもちろん名前は考えますが、その場だけの物だと思ったので今回は考えませんでした。

 で、そんなテキトーなネーミングから、またさらにテキトーなことを思いついたので、書かずにいられない氷菓はまた一つ生き恥を重ねておきます。

 

喧嘩中の兄と妹。

「お兄のバカ、役立たず、低収入!」

「何を言う、お前なんか実況の上手いゲーセンの店員みたいな名前して収入ゼロだろうが!」

「私は見た目がかわいいからいいんですぅー。かわいいが正義なんですぅー。ニコ生で顔出し配信したら「こ店マ?」のコメントで埋め尽くされるちゃうもんねー」

「あ……、話の論点がズレるってレベルじゃなくなってきて頭痛が……」

 

 もはや誰にも伝わらない。

 あとついでにもう一つ。これはネタ関係ないです。

 

「ふと気になったんだが、お前なんで俺のこと「お兄」って呼ぶんだ?」

「ダメなの? 気に入らない?」

「そういうわけじゃないけどさ。気になったんだよ。兄貴でも兄さんでも、お兄ちゃんでもないのはなんでなんだろうなって。正直、兄のことをお兄って呼ぶ妹って少数派じゃないか?」

「少数派かどうかは知らないけど、そうだなぁ、確かに私がお兄をお兄と呼ぶことには、それなりの理由があるよ」

「お、気になる。教えて」

「例えば私、お兄のことをよく「おい!」って呼んだりするでしょ?」

「ああ」

「それが「おい、お兄!」ならしっくりくるじゃん。でも例えば「おい、お兄ちゃん!」だと、なんかキャラクター性がおかしいと思わない? 兄さん呼びも同じくだけど」

「なるほど。確かに兄をお兄ちゃん呼びするような妹が、「おい!」と言うのは想像しづらいな」

「でしょう? それで兄貴って呼び方は、なんか他人に舐められたくないと思い始めた思春期の妹っぽくて嫌なの。友達とかの前で呼ぶ時に、ちょっとお兄ちゃ……兄貴! ってなるみたいな。そういうのってあるでしょ」

「なるほど。お前はそういうの嫌いなんだな」

「他人に振り回されてる馬鹿みたいだから嫌い。見てて滑稽」

「たぶん世界のどこかに存在している、毎日学校に通って、最近意識し始めてお兄ちゃんのことを兄貴呼びし始めたどこかの家の妹は、お前のことを滑稽だと思うんだろうけどな」

「お兄嫌い。私が生活に困らないくらいの財産残して死んじゃえ」

「ごめんて」

 

 なんかすぐ死ねとか言うキャラクターって、というかそういう人って、お説教と共に批判される気がします。氷菓はそういうの嫌いじゃないんですけどね。上に書いた妹なんか事実上死なないでって言ってますし。真意は違えど表面上で死ねと言うことも含め、人に死ねなんて言うのは絶対悪という考え方は、氷菓はいまいち賛同できませんね。そういう人は悩み相談を受けることなどには向いていない気がします。

 それでは追加分は以上です。あまり連投しても引かれるし読まれないだろうと思うので、適当に時間開けてまた書きます。時間とモチベと内容の許す限り書けと直接言ってくれる人がいればいくらでも書けるのにね。

急に思いついた一発芸的な言いたい一言って、だいたいクソつまらないから滑るよね。

 どうも、世のメンヘラの方々がリスカをする中文章を書く氷菓です。かまってちゃんという意味ではどちらも大差ない行為です。それと自己満足という意味でもほとんど同じですね、よって氷菓はメンヘラだったようです。QED。

 それはともかくとして、昨晩眠りにつく前に以下のような文章を思いつきました。エロマンガ先生氷菓の書く小説についての話に出てきた、兄と妹「A」の話の続きです。

 

 玄関で鍵の回る音がした。偶然にもヘッドホンを外していた私は、その音を聞き逃さずにいられたのだ。

 部屋を飛び出し帰宅した兄を出迎えに行く。今日一日の労働を終えた兄を労うためでもなければ、お帰りなさいのハグをするわけでも当然ない。

 重要なことは、兄の手にケーキがあるのか否か。それだけだ。

「お兄おかえり! ケーキは?」

「あぁ、それなんだけど。……残念ながら購入できたケーキは……ゼロ個という結果になってしまいました。一体なにが足りんかったんでしょうかねー……」

「お茶会ゼロ人!?」

 何が足りなかったかといえば、金が足りなかったのだろう、たぶん。私の知るところではないけれど。

「ごめんな。お前が毎日十時間以上は確実に使っているネットを切れば、ケーキくらい買えたと思うんだけど」

「冗談じゃない。そんなの、両腕切断して松葉杖買うようなものじゃない!」

「だよなぁ。だからケーキは諦めたよ」

「断腸の思いで?」

「断腸の思いで」

 それなら仕方ない。元からそこまで期待していたわけでもないし、砂のケーキを持ってこられなかっただけ良しとしよう。

 

 ……と、はい。夜中に「お茶会ゼロ人」がどうしても言いたくなりまして、このような結果になってしまいました。一体何がいけなかったんでしょうかね。

 まぁこれでこの話にはオチがついたということで、一段落した物として置いておこうと思います。エロマンガ先生の兄と妹は血が繋がっていないけれど、氷菓の書いている兄と妹「A」は繋がっていることも一応書いておきますが、書く必要はまったくなかったかと思います。

 ところで氷菓の書く文章には時事ネタに近いネタがわんさか溢れていますが、たしかけものフレンズたつき監督が「時事ネタはウケやすいが、時間と共に風化してしまうのでコンテンツの寿命を縮める」みたいなことを言っていた気がしますね。

 確かにその通りだと思います。数年前に自分で書いた小説を読むと、当時の氷菓が何を見ていたかなどがよくよくわかる風になっていて、昔の新聞を引っ張り出してきた気分になります。作品としてそれは良くないことでしょう。

 ですが、前にも言いました通り、氷菓の小説は作品と呼べるのか怪しい物です。お腹が減ったら食べて、眠くなったら寝て、書きたくなったら書いている物ですから。作品というより人生の副産物といいますか、日記に近い物である気がします。ツイートとあまり変わらないかもしれません。

 今の自分が何を考え、どういう思いでそれを書いているのか。大抵は現実逃避ですが、それならどう逃避しようとしていたのかが、氷菓の小説に書いてあると思うのです。ですから時事ネタが多いことは、氷菓はこれを作品として仕上げるような高い意識を持っていない、と書いていることに同じなのです。意思表示です。

 そもそも我々の人生とは「自分の人生」という時事ネタです。様々なことが起こり、時と共に風化します。そしてそれを作った本人以外は存在そのものを忘れていくのです。作品を作り上げる勇気も意識もやる気もないのならば、そういう物を書いたっていいのではないでしょうか。

 ……なんて言っても、問題はまだ尽きません。それは氷菓の使うネタが、元ネタを知らない人にはなんのこっちゃわからないにも関わらず、それをお構いなしに乱用している点です。

 お茶会ゼロ人の元ネタである「オフ会ゼロ人」を知っている日本人って、はたしてどれだけいるのでしょうか。「不倫」の枕詞に「ゲス」を使うネタを、時事ネタだと理解してくれる人は多いでしょうが、それはニュースなどで取り上げられている話題だからです。そのような物ではない、マイナーなネタが通じる相手というのは、ポピュラーなネタが通じる相手に比べ実は一割ほども存在しないのではないか、と氷菓はいつも考えています。

 言葉は相手に伝わらなければ意味がありません。こいつ何を言っているんだ、本当に日本語を喋っているのかと大多数の人間から思われてしまえば、実際に日本語を喋っているという事実は意味を失います。狂人の真似事をすればすなわち狂人なのです。中身がどうであるかよりも、他人にどう見られるかが重要なのです。

 なぜそこまでわかっていて、意味のわからないネタを使い続けるのか。それは、氷菓が人に伝えることに対してさほど興味がないからです。

 文章は書くことが楽しいのです。伝わると嬉しいのは事実ですが、優先順位第一位は自分が書いて楽しむことです。当然自分の使うネタは自分ならわかります。ですので氷菓は、鏡に向かって一発ギャグを披露し、それに自分で笑っているのと同じ状態で文章を書いているわけです。わりと狂人です。

 万人に伝わるようにと気を遣って書く文章の何が楽しいのでしょう。多くの人に認められるようにと気を遣って書く文章に何の意味があるのでしょう。そこに存在しているのかもしれない楽しさや意味は、残念ながら氷菓には察知できません。

 ですから氷菓は今後も伝わるか怪しいネタを使い続けます。伝わる人にだけ伝わればいいし、伝わる人なら今この文章を書いていますから、永遠にネタを使い続けるでしょう。

 ちなみに氷菓は現実での面と向かっての会話でも大体同じ姿勢で向かってますので、じゃあもう壁に向かって話してろよとそのうち誰かに言われると思います。というか言わないだけで、内心でそう思っている人はすでにどこかにいるでしょう。

 けれども氷菓だって、反応してくれない人よりは反応してくれる人に話したいのです。当然壁よりは人間と話したいのです。というか壁に話そうとすると、「わりと狂人」から「百パーセント狂人」になってしまうので、自分のそんな姿を想像するとさすがに気が気でなくて話などできたものではないです。

 そのあたりの需要をばっちりカバーしてくれたのがスクールカウンセラーの鹿島先生だったわけですが、彼女はもう高校を卒業した氷菓のことなど忘れ、毎日毎日メンヘラさんとの戦いの日々を送っているでしょう。敬礼。

 カウンセリングを終えて部屋から出ると同時に「氷菓にはカウンセラーとか無理だな。というかなりたくもない」と毎度思っていました。鹿島先生のメンタルパワーがどこから湧いているのか不思議でなりません。いや、全ての働いている人のパワーがどこから湧いているのかも、ダメ人間の氷菓としては永遠の謎なのですけれども。

 さて、話が脱線してきたところでまとめに入りましょう。毎度氷菓はテキトーに書きたいことを一つ決めて、あとは書きながら考えてブログを書いているので、脱線どころか何を言いたいのかが終始わからないことは今後も多々あると思います。今回はもうお茶会ゼロ人を書けた時点で目的達成です。それだけ決めて書いてましたから。

 

 では、今回のまとめ、結論!

 相手に伝える意思が薄いくせによく喋るやつは、たぶんツイッターとかめちゃめちゃハマる。

 以上!